お友だちは、みんなシャボン玉が大好きです。

 急にお天気が良くなった今日、テラスでシャボン玉の機械を動かすと、すぐに15人ほどのお友だちが集まってきました。シャボン玉に触れたくて、吹き出し口に手をかざすお友だち、舞い上がったシャボン玉を追いかけて、やがて降りてくるところを捕まえるお友だち、その関わり方は、それぞれです。

 シャボン玉で遊ばせてあげるのは、青空の日と風向きが落ち着かない日がいいです。青空の日は、シャボン玉の色とりどりの色彩がとてもきれいですし、抜けるような空に吸い込まれるように上っていくシャボン玉を見上げて空の奥行きを感じることができます。

 風の日は、あちらに行ったり、こちらに行ったり、ときに渦を巻くように躍動的に動いたり、普段は、肌触りでしか感じることができない「風」を目で見ることができます。

 「なにが」を明確に意識したり、他に伝えたりできないことが多いお友だちですが、シャボン玉の楽しさを肌で感じているのだと思います。