年長さんが、「影」で遊ぶ活動に取り組みました。
自分が動く通りに動く影。常についてくる影。大きくなる影。お友だちと合体して、変な形になる影。手がたくさん生える影。などなど。みんなで楽しく、そして不思議に浸りながら活動しました。
この日は、園内研修会。先生たちの勉強に日でもあります。園内研修に取り組む目的は二つ。「新たな教材を開発すること」と「教材化によって得られる幼児の理解に関するスキルアップです。
特に「幼児の理解」については、単に、「幼児の心に寄り添う」というような情緒的なことではなく、活動に臨んだ子どもたちが、何を思い、どう活動するのかを想定、とことん予測するなかで子どもの思考の仕方、傾向を論理的にとらえようとする試みです。
「自分の影なんだから当たり前」と、成長すると、論理的にもあまり面白味を感じないことが、年長さんのお友だちには、まだ、大変新鮮な驚きをもって受け入れられることが、最も大きな発見でした。用意した時間中、子どもたちの楽しそうに活動する様子が途切れることがありませんでした。