A型インフルエンザにつきまして加えてお願い申し上げます。現在、近隣の学校においても在校生の発症のお話を聞くことが多くなりました。つきましては、以前にお便りいたしましたとおり、ご兄弟やご家族がA型インフルエンザになってしまわれたときは、在園のお子さんに症状が無くても、速やかに幼稚園までお知らせいただきますとともに、発症したご家族の方の症状が治まるまで登園を控えてくださいますようお願い申し上げます。

 発症の前5日間は周囲に感染させる可能性があるといわれています。幼稚園の学級閉鎖の期間等もこれをもとに検討・決定しています。つまり、症状が出たときには、すでに周囲に感染させていることがあります。季節性のインフルエンザも同じですが、ひとたび拡がり始めると、止めることが難しくなることが多いので、様々な経路で、たびたび入ってくるインフルエンザを「始めの数名」のうちにその都度止めることがとても大切です。

 幼児は重症化しやすいといわれておりますし、在園するお子さんの中には、通常よりもさらに重症化しやすいといわれる喘息等の呼吸器の疾患を持っているお子さんもいらっしゃいます。また、園内で感染した子から周囲に広がることも防がなければなりません。通常の季節性のインフルエンザに比べて対応が窮屈なA型インフルエンザですが、皆さんで気をつけあうことがとても大切です。ご協力をよろしくお願いいたします。