お休みのお友だちが多くて残念でしたが、本日、豆まきをしました。
今年は例年以上に寒く、インフルエンザや風邪ひきさんが多いことを踏まえて室内での豆まきとなりました。
事故防止の観点から「穏やかに」と教室をめぐる鬼だったために、どちらかといえばにこやかな豆まきでしたのが少々もの足らず、豆まきが終わってから、床に散らばった豆を片付けている最中の各教室を回って、もう少し脅かしておきました。怖がりのお子さんもいらっしゃいますので、最後は、
「ばいばい」
と、言って正体を明かして次の教室へと移動していくと、年長さんはさすがにお兄さんお姉さんです。すぐに、臀部にパンチが飛んできました。
「だって、もう豆がないんだもん」
「これはたまらん」と、鬼は退散しました。
幼稚園では、楽しく遊ぶように計画していますが、節分の豆まきはなかなかおうちでは行うことが難しくなった年中行事の一つかもしれません。昔はというと、古い枡に入れて、事前に神棚に供えた福豆を開いた部屋の入り口に部屋の外から、
「福は内。鬼は外。福は内。」
という掛け声とともに投げ入れます。確か、我が家では背を向けて後ろ向きに投げ入れる習慣だったと思います。
その土地その土地の習わしがありますので、一つ通りの方法を教えることはできませんが、柊とイワシの頭を飾るくらいは準備しておいてあげればよかったと少しの後悔が残りました。
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