いつも天候が心配な遠足行事ですが、今年の芋ほり遠足はすばらしいお天気のもとで行うことができました。少々涼しいようにも感じましたが、そこは、からりとした青空の下、心地よさが上回りました。肝心のお芋の作柄は、作物ですので個体差はありましたが、全体的には良かったようです。大きさも、数もよく獲れていたように見受けられました。

 真っ黒な畑の土、枯れ草の香り、ススキの穂や背丈ほどもある草の硬くなった葉の間を吹きぬける風の音、そして、雑踏の音が無い空気の感覚。美浜とは全く異なる場所を体験することもできました。心残りは、例年、道々にぽつりぽつりと咲いているマンジュシャゲや、農家の庭に実っている柿の実の色を見ることができなかったことでした。