年中さんの教室をのぞくと、一生懸命絵の具での彩色に取り組んでいました。

 天道虫をきれいに色付けしていきます。

 「表現」というよりも、「技能の習得」が主の活動です。

 「表したい」気持ちや、「とにかく描いて(作って)みよう」という表現意欲は全ての基礎ですが、それに見合った技能を身に付けてあげることもとても大切です。自分が描きたいことを、自ら満足できる仕上がりに描くことができるということ。「子どもなりに・・・」のままですと、お友だちはやがて絵を描かなくなります。自分が満足できるように描けないからです。「その子なりに・・・」じょうずに描けるようにして上げることが、更なる活動意欲、積極的な創造的活動になると考えます。